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ハウスイチゴと蜜蜂

2016年12月末 大分県庄内町にある『T農園』様のイチゴ農園に訪問。
午後1時の外気温8℃(湿度89%)雨
この時期、23℃~25℃に保たれた連棟型ビニールハウスでイチゴの栽培を行っています。

イチゴ栽培棚(自動散水システム)
イチゴ栽培棚(自動散水システム)

佐賀乙女というブランドイチゴ
佐賀乙女というブランド

イチゴの花の受粉には蜜蜂が一役を担っており、巣箱から代わるがわる花粉を求めてハウス内を飛び回っていました。

ハウス内の蜜蜂(西洋ミツバチ)
ハウス内の蜜蜂(西洋ミツバチ)

イチゴの葉先に付いた水滴は根から吸い上げた養分で水を吸っている証拠との事でこれから2月下旬まで出荷のピークを迎えるとの事。
夏場は気温が高く収穫量も減る為、T農園の社長は夏場の暑さ対策を模索されておりました。

イチゴ葉に養分を含んだ葉水
イチゴ葉に養分を含んだ葉水

今回、この農園に訪問した目的は、弊社の樹脂製ふく射熱冷暖房パネルがハウス内のイチゴの生育にどこまで影響与えるか、また、耐久性・耐水性にどれだけ優れているかを検証させて頂く為のものです。
自然災害がもたらす作物野菜の不作が農家に大きなダメージを与えていますが、ビニールハウスが温湿度環境を自由にコントロール出来れば、消費者へ年中安定した供給が出来る事となります。
人、建物への空調から今後、野菜家畜への空気調和システムへと求められる時代が近づいて来ている気がした。

別棟では親苗から次の種苗栽培の準備
別棟では親苗から次の種苗栽培の準備