従来のレンジフードは、天井面に設置して排気していましたが、スリムハイキはIH調理器に近い壁面に設けたグリルから排気するシステムです。
ガスレンジ調理では周囲の空気が暖まることで強い上昇気流が発生するため、レンジフードの排気口を天井面に設置します。一方、調理効率が高いIH調理器は上昇気流が弱いため、排気口を天井面に設置すると排気効率が低くなります。
スリムハイキは、IHコンロでの空気の流動について研究を重ねた結果、その流動に合わせた「横から排気する」仕組みを採用。高い効率でクッキング時の煙を排気することが可能になりました。
スリムハイキの設置には、調理を行う人から見て前壁面に設置する「フロント(前面)排気型」と、キッチンのデザインに合わせて左右どちらかの壁面に排気口を設置する「サイド(横面)排気型」の2種類あります。