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「きくらげプロジェクト2」

2017年3月10日より大分県のキクラゲ農園で輻射熱(クール暖)による菌糸株の
発芽実験を行っておりますが、3月25日(土)の時点で発芽が
確認出来ましたので状況を報告致します。
【噴霧器】※写真赤丸部分      【薪ボイラー】
 
キクラゲ農園ハウス内の温度21℃/湿度80%以上のキープした状態で
実験開始後15日で発芽しました。今までは空気温度25℃以上でなければ
発芽しないとの事でしたが、薪ボイラーによる温水50℃を循環させて
噴霧器による湿度管理を行い、室温4℃~5℃マイナスで1週間早く芽が出ました。
【発芽したキクラゲの芽】写真赤丸部分
  
農園オーナー『O社長』は輻射熱による効果かどうか分からないが、
空気暖房ではハウス内の温度ムラがあった事に対して輻射熱では
温度ムラが少なく木枠や菌糸株に伝わっている事は間違いないであろうとの事で、
今後の発芽経過を観察して行きたいと述べておりました。