大分県の農業生産青年団 O代表のご協力を得て輻射熱冷暖房空調によるキクラゲ試験栽培が開始致します。
遮光型のビニールハウス18mx9mにキクラゲ菌糸株1000株を菌糸棚に配置して発芽を待ちます。
発芽にはハウス内の温湿度管理が重要で薪ボイラーによる温水温度65℃~70℃をラインポンプで循環させて室温26℃にします。
湿度は噴霧器を使い50%以上に保ち発芽を促すとの事ですが、燃料代が12万/月 以上かかる為、冬場の栽培を見送らざるを得ない状況との事でした。
今回、樹脂製の輻射パネルを26枚設置して輻射による発芽の経過を見て行きますが空気暖房に変わる輻射暖房の効果を期待しております。
熱源機は200Ⅴヒートポンプと薪ボイラーの併用でランニングコストがどれだけ下がるかも楽しみです。
住宅向け輻射冷暖房機から農業・畜産へ展開できれば新たな事業展開へ繋がる第一歩であります。
栽培用菌糸株
菌糸棚
温湿度計