宗像大社の守護祭神である『金魚山熊野宮』に向かう山の中腹に岩を呑み込もうとするクスノキ科カゴノキ(鹿子の樹)を見つけた。 行く手を阻むものは何でも食らうという自然の凄まじさを目の当たりにした。 何年後、何十年後にはここに岩があった事すら分からなくなるのでは自然界の生命体は子孫を残すために手段を択ばない・択べない環境であるのかもしれない。 我々人間も生きる為にどこまで貪欲になれるか。