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天然の彫刻

北部九州の或る低山に『イヌシデ』とういう落葉広葉樹があります。
天然記念物と称されているその老大木は、樹齢数百年ほど経っており縦縞に大きく割れた樹皮が大鉈で削った彫刻のように迫力があり怖さを感じました。
長い年月、雨風に晒されもじっと耐え、この土地にしっかりと根を下ろし人々の生活や歴史を山の中腹から見続けている気がします。

イヌシデ