何処にでもあるような公園の樹が鉄の柵を呑み込み樹と一体になっている。 高さ3ⅿ、直径40㎜程度の小さな樹がどこでどう変化したのか・・ 幹が成長して行く過程で立ちはだかるものには避けて行くのが普通だと思っていたことが、この樹は自身の一部にしてしまう、何とも逞しく恐ろしい。 真夏の焼けたフェンスや風に煽られたり、子供がボールを当てた振動などこれから大丈夫なのかと心配してしまう。