開発y-sです。近年、エコ(eco)という言葉を耳や目にしない日が無いくらいに毎日の生活に浸透してきました。今日は、北九州市若松区にエコタウン地域のリサイクルの会社が点在する工業団地の一角を訪ねました。 廃材と廃プラを溶かして再生複合材を加工する㈱エコウッド様と言う会社で、突然のアポイントにも快く工場見学をさせて頂く事となりました。 案内はNマネージャー様が懇切丁寧にラインの説明をして頂きました。 工場は大型のプラントが幾つも有り、住宅解体時に出る廃材やパレット等に使われていた木材をチップ状にし、工場廃棄物のプラスチック系をフレーク状に砕き、木とppを混練してペレット状なった原料を高温の炉で溶かし、押出し型から射出成型されて製品化されます。 工場内部の撮影はNGでしたので、迫力の機械とラインはお見せ出来ませんが一見の価値は有ります。 では、エコタウンの風力発電風車とエコウッド様の原料の一部をご紹介します。
日本海ひびきの地区に10基の風力発電風車が並んでいます。 間近で見るとかなり大迫力です!
青い空に白い風車が大きく力強く回っていました。
太陽と逆光で写しました、風車のシルエットがなかなかです。
これは、エコウッドさんの工場で廃材をチップにした現物です。
これは廃材と廃プラを特別な溶剤を混ぜてペレットにしたものです。木の匂いがします。
これは先程のペレットが溶かして押型から出た成型です。表面温度100度以上あり、まるで出来立てのチョコレートです。このあと、木質に見えるように削りの工程に入り完成です。 これからは、この様なリサイクル技術がますます性能向上して、限りある資源の保護になって行くものだと感じました。 今回、私どもの事業部では木の風合いを見立てた製品(空調換気用ガラリ)に転用できないかと言う目的で参りましたが、かなり期待が持てそうです。 エコウッド様、これからも地球環境保護に貢献できる企業としてのご活躍お祈り申し上げます。 有難うございました。