2015年12月末 緑豊かな福岡県西部に木の無垢材をふんだんに使ったの保育園が完成致しました。
子供達には天然素材の床を素足で走り回り、木々の優しい空気の中で元気に育んで欲しいとのオーナーの意向を東京の建築設計事務所様が見事な作品として無事形にされました。
今回、もう一つのこだわりを持った事は太陽熱と地熱を利用した全熱交換型パッシブ換気。
有機質素材のあふれる空間に自然の恩恵を取り入れた空気がどの様に姿を変えて行くか観測プロジェクトが始まりました。
設計概要:本保育園は、間仕切りが少なく高窓による自然換気が見込める空間構造となっている。
機械換気は全熱交換器を採用している。 通常、外気を取り入れてそのまま室内に吹き出す方式をとるが本施設では夏期・中間期は全熱交換器を介して床下を通り、当期は軒裏の暖気を室内に取り入れる方式となっている。
中間期・夏期・冬期におけるスケジュール等の適切な運用の為に温熱環境を把握し、特に全熱交換器の効果検証する事を目的とする。
名称:久福木保育園
建設地:福岡県
敷地面積:1490.20㎡
建設面積:717.51㎡
延べ床面積:699.89㎡
構造:木造・直接基礎